里芋

中国語では芋艿 yunai と言います。

大根もごぼうもあるんですから、里芋だってあっておかしくないですね。根菜類はおおよそ同じです。

定番の里芋のにっころがしもいいですが、時にはこんなのもおいしいです。

豚肉をしゃぶしゃぶ風にゆでるとゆで汁が残ります。
食べ終わった空のジャムの瓶でもとっておきましょう。
お肉(牛もOKですが、私は豚が好きです)のゆで汁を瓶に移して、冷蔵庫で保存しておきます。1週間は軽く大丈夫。

ゆで汁を冷蔵すると、うまい具合に油が上に固まります。その油の塊をゆで汁を使う時にポイッと捨てます。

はい、里芋。
皮をむいてにっころがしサイズに切って鍋に。かぶるくらいの水を足し、ふたはしないで火にかけて、沸騰したらふたを押さえにして(ここでふたを使います)ゆでこぼします。これでぬるぬるが減ります。面倒なようですが、おいしさが違います。

その鍋のまま、油を捨てたお肉のゆで汁を注ぎます。この時もお芋がかぶるくらい。ふたはしません。これもぬるぬる防止です。
沸騰したら弱火〜中火くらい。5分くらいしたらお塩をちょっと。そして、そのまま10分くらいかな。そしたら味見して不足分のお塩をもう1回。私は野菜を煮る時は塩分は2回に分けて入れます。その方が浸透圧の作用で野菜が柔らかく仕上がると聞いたことがあるので、なんとなく。柔らかさはお好みで。

いい具合になったら、お皿にとり、エキストラヴァージンオリーヴオイルをまわしかけ、アクセントにタラッとアップルビネガーを。レモンもいい。

お肉のゆで汁がなければ作れません。

11. 12月 2011 by Etsuko 悦子
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