荷物を送る

上海のファブリック・マーケットで服をオーダーして、仕上がった服を日本に送ることがあります。それに限らず日本へ荷物を送ることは時々あります。

私はEMS国际包裹(国際小包)を使い分けています。

最も速いのがEMSで上海→東京間を2〜3日、次が
国際航空便で約1週間、そして
国際船便は2ヶ月程度との話でしたが、3週間で届いたことがあります。
やはり、上海と日本は近いんだな、と思います。

料金は速いものほど高いです。おおまかには、EMSよりちょっと安いのが国際航空便で、そのおよそ半額が国際船便といった具合です。

幸いにして、私が送った荷物にトラブルが起きたことはありません。通例より時間がかかったこともありません。

郵便局に発送しに行く時は、荷物は完全に閉じずに持って行きます。局員が荷物の受付の時に中身をチェックします。その後、ガムテープで閉じてくれます。段ボールがなければ、ちょうど良いサイズの箱を見繕って売ってくれますから、荷物だけ持って行けばOKです。
表面的にはぶっきらぼうな印象がありますが、その対応は思いのほか丁寧で親しみやすい人が多いと思います。

中国にはまだ字が書けない人がいます。2012年の今日、30歳代、40歳代の人でも字が書けない人がいます。ある日、郵便局で送り状を書いていると、「宛名を書いてくれませんか?」と、頼まれました。どうやら、局員のサービスに代書は含まれないようです。
道の名前と番号までは聞き取って書いてあげることができましたが、聞き慣れないホテルの名前はどの漢字を使うのか私にはわかりませんでした。途中まで書いてもらった続きは特例で局の人が書いてくれたようです。

勉強する機会に恵まれず、一生懸命働いて来たんだと思います。努力が足りないという見方をする人もいるかもしれませんが、それも貧富の差の現れの一部だと思います。私は郵便局で代書を手伝ったこの一こまをなぜだかとても印象深く感じています。

08. 7月 2012 by Etsuko 悦子
Categories: 翼と足(交通手段と輸送手段) | Leave a comment

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